スポーツランド・健康寿命を目指す綾町に、地域に根付いた整骨院の新築計画です。
設計コンセプトは、患者様が入りやすく、開放感のある施設を目指しました。待合室はガラス面を大きくし、天井を屋根勾配に合わせて斜めに高く取ることで、狭い空間をゆとりのある場所となるよう配慮しました。また、構造梁を一部見せることで、木の風合いも感じられるあたたかい空間としています。
施術スペースは一部をローパーテーションで仕切ることで、様々な治療に対応できるフレキシビリティーな空間としました。酸素ルーム・ミストサウナ・岩盤浴シート等の設備が充実しており、スポーツ選手から高齢者の方々まで、きめ細やかな治療が行われています。
外観デザインはコスト面を考慮し、窯業系サイディングをメインに外壁材を選定していますが、メインファサード面に、杉材を効果的に使い、ナチュラルで親しみやすい印象としました。
開業してしばらく経ちますが、てるはドーム・運動場や図書館に通じる道路に面しており、通行人がふらっと入られるケースが多くみられるようです。