道の駅 都城
施設概要
【物件名】 | 物産振興拠点施設整備事業「道の駅 都城」建設工事 |
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【発注者】 | 都城市 |
【主要用途】 | 物販店舗・集会場 |
【所在地】 | 宮崎県都城市都北町5225番1 |
【用途地域】 | 工業専用地域 |
【構造】 | 鉄骨造 平屋建て |
【敷地面積】 | 敷地面積 12,983.73m2 |
【延床面積】 |
延床面積 3,152.34m2 (953.6坪) |
【建築面積】 | 建築面積 3,445.91m2 |
【施工】 | 大淀・藤誠・丸昭特定建設工事共同企業体 |
【工期】 | 着工 R3年9月 竣工 R4年10月 |
設計コンセプト
「日本一の肉と焼酎のふるさと・都城」の魅力を発信する道の駅の建替え計画です。建替えにより、建物規模の拡大と、隣接していた地場産業振興センターの地域産業支援機能を一体化し、地域産業のさらなる活性化を促すことを目的として計画が進められました。
「日本一の肉と焼酎のふるさと」として、都城の特産品の魅力をダイレクトに伝えるため、直売所内に芋・肉・果物をそれぞれ扱う「カフェコート」を散りばめました。一般的なフードコートよりも離散的で、より気軽に立ち寄りやすく、直売所との連携が取れる飲食テナントブースを配置し、直売所内に溶け込ませることで、相互の関係性による訴求効果を期待しています。
直売所には、その廻りに設けた床レベルの一段高い「プラットホーム」からアクセスし、来館者が売場を俯瞰的に見渡せ、売場の配置を把握できるサムネイルのような役割を持たせています。また、同時に直売所に入った瞬間の視線の高さが非日常感を演出し、高揚感を与えることを意図しています。「プラットホーム」は単純な動線空間ではなく、店内で購入したものを飲食できる休憩スペースを散りばめ、直売所を眺めながら寛げる空間として展開しています。
外観は、霧島連山と麓に広がる雲海をイメージし、ガルバリウム鋼板の勾配屋根と地元産シラス漆喰を用いた軒の深い庇による構成としています。連なる勾配屋根や水平性を強調する庇を国の整備する道路休憩施設まで展開し、街区全体で一体的な印象が表出することを意図しています。
一歩足を踏み入れると、イベント広場の天井、庇の軒天、そこから連続するプラットホームの天井や各テナントを特徴付ける壁等に霧島の豊かな自然で育まれた地元産の杉材が展開し、直売所へと導く温かいシークエンスを創り出しています。
「日本一の肉と焼酎のふるさと」として、都城の特産品の魅力をダイレクトに伝えるため、直売所内に芋・肉・果物をそれぞれ扱う「カフェコート」を散りばめました。一般的なフードコートよりも離散的で、より気軽に立ち寄りやすく、直売所との連携が取れる飲食テナントブースを配置し、直売所内に溶け込ませることで、相互の関係性による訴求効果を期待しています。
直売所には、その廻りに設けた床レベルの一段高い「プラットホーム」からアクセスし、来館者が売場を俯瞰的に見渡せ、売場の配置を把握できるサムネイルのような役割を持たせています。また、同時に直売所に入った瞬間の視線の高さが非日常感を演出し、高揚感を与えることを意図しています。「プラットホーム」は単純な動線空間ではなく、店内で購入したものを飲食できる休憩スペースを散りばめ、直売所を眺めながら寛げる空間として展開しています。
外観は、霧島連山と麓に広がる雲海をイメージし、ガルバリウム鋼板の勾配屋根と地元産シラス漆喰を用いた軒の深い庇による構成としています。連なる勾配屋根や水平性を強調する庇を国の整備する道路休憩施設まで展開し、街区全体で一体的な印象が表出することを意図しています。
一歩足を踏み入れると、イベント広場の天井、庇の軒天、そこから連続するプラットホームの天井や各テナントを特徴付ける壁等に霧島の豊かな自然で育まれた地元産の杉材が展開し、直売所へと導く温かいシークエンスを創り出しています。