綾中学校
施設概要
【物件名】 | 平成24年度 綾町立綾中学校改築工事 |
---|---|
【発注者】 | 綾町 |
【主要用途】 | 中学校 |
【所在地】 | 宮崎県東諸県郡綾町大字北俣497-1 |
【用途地域】 | 第一種住居地域 |
【構造】 | 木造一部鉄筋コンクリート造 2階建て |
【敷地面積】 | 2,727.25m2 |
【延床面積】 | 3,253.85m2 (984.29坪) |
【建築面積】 | 2,003.44m2 |
【施工】 | ■建築主体 鎌田建築、増田工務店 ■電気設備 電工社 ■給排水衛生 宮栄電設 ■空調換気設備 関谷 ■駐輪場 油田工務店 ■外構 高妻造園 |
【工期】 | 着工 H25年5月 竣工 H26年2月 |
設計コンセプト
■木造校舎計画の目的
綾町の景観・特性を生かした学校施設づくりの観点と、木材のもつ温かみ、うるおいによる柔らかな雰囲気の創出から、構造及び仕上げ材に木材を多用した校舎としました。
■使用木材の概要
綾町の町有林(スギ)を、主要構造部材に使用しており、その他の造作及び仕上げ材も県産材をふんだんに使用した、木材の香りあふれる空間としています。
■空間計画
校舎を北校舎・中央校舎・南校舎に分け、中央校舎に職員室等の管理機能を持たせることで、生徒の安全・安心を守ります。また、中庭を整備し生徒の交流空間として活用します。各ゾーニングは明解なものとし、職員の管理のしやすいプランとしました。教室には「ワークスペース」を付随させ、生徒のコミュニティの場としました。
■地元木材を利用し、コストを抑える工夫について
本校舎の規模では、建築基準法上、耐火建築物の要求となりますが、「別棟解釈」を用い、中央校舎を鉄筋コンクリート造とすることで、木造部分を耐火・準耐火以外の構造にすることができました。このことで、柱や梁の主要構造部材を通常流通している規格品を利用することができ、地元木材の活用に繋げることが可能となりました。部材の断面を小さくすることができたため、材料費を抑えることにもつながりました。
綾町の景観・特性を生かした学校施設づくりの観点と、木材のもつ温かみ、うるおいによる柔らかな雰囲気の創出から、構造及び仕上げ材に木材を多用した校舎としました。
■使用木材の概要
綾町の町有林(スギ)を、主要構造部材に使用しており、その他の造作及び仕上げ材も県産材をふんだんに使用した、木材の香りあふれる空間としています。
■空間計画
校舎を北校舎・中央校舎・南校舎に分け、中央校舎に職員室等の管理機能を持たせることで、生徒の安全・安心を守ります。また、中庭を整備し生徒の交流空間として活用します。各ゾーニングは明解なものとし、職員の管理のしやすいプランとしました。教室には「ワークスペース」を付随させ、生徒のコミュニティの場としました。
■地元木材を利用し、コストを抑える工夫について
本校舎の規模では、建築基準法上、耐火建築物の要求となりますが、「別棟解釈」を用い、中央校舎を鉄筋コンクリート造とすることで、木造部分を耐火・準耐火以外の構造にすることができました。このことで、柱や梁の主要構造部材を通常流通している規格品を利用することができ、地元木材の活用に繋げることが可能となりました。部材の断面を小さくすることができたため、材料費を抑えることにもつながりました。