CG工房新社屋

施設概要
【物件名】 | CG工房新社屋 新築工事 |
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【発注者】 | 株式会社CG工房 |
【主要用途】 | 事務所 |
【所在地】 | 宮崎県宮崎市祇園4丁目49 |
【用途地域】 | 第2種住居地域 |
【構造】 | 木造 平屋建て |
【敷地面積】 | 711.32m2 |
【延床面積】 | 135.00m2 (40.83坪) |
【建築面積】 | 140.00m2 |
【施工】 | 株式会社坂下組 |
【工期】 | 着工 H27年11月 竣工 H28年4月 |
設計コンセプト
■CG制作を軸としたグラフィック事業を展開するオフィスの設計
将来的に発生するかもしれない津波対策のため、沿岸近くの事務所から移転・新築することをキッカケに、職場環境に魅力を持って働ける場所にしたいという建替えの意図もあった。
制作される作品は、東京を中心に全国各地からの受注があり、求められるクオリティも業界トップを目指しているが、拠点となる宮崎オフィスは都会の喧騒とかけ離れ、穏やかで住みやすい環境にある。これは普段の生活にゆとりを持って仕事に取り組める環境づくりをモット―としており、宮崎からでも全国へ発信していくという企業理念でもある。
その方針にマッチした建物として『クリエイティブな創造を促す空間、かつ機能的で宮崎らしい建物』を設計に求められた。
●内部空間について
CG制作において、画面に日光が写り込むと制作に支障が生じることから、制作エリアを北側に配置し、天井高さを抑えて開口部を制限している。明りは間接照明と光源位置・照度を調整出来るスポットを配置し、制作する上で最適な環境とした。隣り合っている総務エリアの北側開口部は高い位置に設置し、効率の良い通風を確保するのと同時に、柔かい光を感じられる空間とした。
南側に大きな開口部を持つコモンスペースでは、従業員の休憩や社内会議、社外向けのプレゼン等が行える多目的な空間としており、執務エリアと対照的にすることで空間にメリハリを持つ構成とした。
●外部空間について
企業理念を建築で表現するにあたり、先進的(事業内容)で穏やかな印象(宮崎に暮らす)と捉え、「木・石・植栽・金属」といった自然素材と無機質な素材を使い分けて、シャープな形状でありながら、穏やかな印象となるようにバランスを考慮している。
深めの庇で日射を制御し、その庇下には南国植栽のあるガーデンテラスで憩える場所となっている。
将来的に発生するかもしれない津波対策のため、沿岸近くの事務所から移転・新築することをキッカケに、職場環境に魅力を持って働ける場所にしたいという建替えの意図もあった。
制作される作品は、東京を中心に全国各地からの受注があり、求められるクオリティも業界トップを目指しているが、拠点となる宮崎オフィスは都会の喧騒とかけ離れ、穏やかで住みやすい環境にある。これは普段の生活にゆとりを持って仕事に取り組める環境づくりをモット―としており、宮崎からでも全国へ発信していくという企業理念でもある。
その方針にマッチした建物として『クリエイティブな創造を促す空間、かつ機能的で宮崎らしい建物』を設計に求められた。
●内部空間について
CG制作において、画面に日光が写り込むと制作に支障が生じることから、制作エリアを北側に配置し、天井高さを抑えて開口部を制限している。明りは間接照明と光源位置・照度を調整出来るスポットを配置し、制作する上で最適な環境とした。隣り合っている総務エリアの北側開口部は高い位置に設置し、効率の良い通風を確保するのと同時に、柔かい光を感じられる空間とした。
南側に大きな開口部を持つコモンスペースでは、従業員の休憩や社内会議、社外向けのプレゼン等が行える多目的な空間としており、執務エリアと対照的にすることで空間にメリハリを持つ構成とした。
●外部空間について
企業理念を建築で表現するにあたり、先進的(事業内容)で穏やかな印象(宮崎に暮らす)と捉え、「木・石・植栽・金属」といった自然素材と無機質な素材を使い分けて、シャープな形状でありながら、穏やかな印象となるようにバランスを考慮している。
深めの庇で日射を制御し、その庇下には南国植栽のあるガーデンテラスで憩える場所となっている。